プロ選手が持っている「共通する絶対条件」
元Jリーガーのゴロウです。
最近小学生ではサッカースクールに通うことが当たり前になり、
サッカーを上達する為の環境はいくつも増えました。
サッカー選手を目指すような子はほとんど通うようになると、
みんな同じような土壌にいることになるので、
結局どこかでライバルと差を付けなければいけない環境は
依然として変わりません。
|プロサッカー選手への道
絶対的に技術だったり、体のフィジカル的要素はもちろん必要になりますが、
最終的に「プロ選手」になるということを考えましょう。
「プロ選手」になるタイミングは簡単に言うと
・高校卒業の時点
・大学卒業の時点
・社会人リーグでアマチュアをしてプレーをしてから
大きくはその三つになります。
ほとんどが高校卒業時点では難しいと思います。
そうすると大学卒業時点を狙うのです。
このときはJリーグも今は3部まであり、
高卒でJFLなどに入るよりは、
まず大学に行ってからJFLなどのリーグに入るという選択の仕方がより現実しょう。
そうなると枠がより広がり、
今ではJFLからJ1まで這い上がった選手も出てきています。
JFLから1年ずつ“昇格”してJ1へ…柏新加入のDF小池「さらに飛躍の1年にしたい」 | ゲキサカ[講談社] https://t.co/bd2gMt02nb #gekisaka
— 元Jリーガーのゴロウ (@2016goro) 2017年1月15日
頑張れ!
小学生11歳で考えると大卒までは11年あり、
中学生15歳で考えてもまだ7年あるという事。
つまり、意外と道のりは長いということです。
実はここまで考えられる人が意外に少ないんです。
|地味で泥臭いけど…
はっきり言ってプロ選手になっていく人は、
今「上手い人」ではなくて、
「これから上手くなれる人」だということ。
なぜなら道のりは意外に長くしかも思春期であるがゆえ、
途中でやめてしまったり、
ほかの事に気を取られて(遊び、女の子、別の興味など)失速する、
挫折から這い上がれないなど、
最後までいけないケースがほとんどです。
「諦めずに最後までやり抜く」
この地味で泥臭い戦法こそが
「プロ選手が持っている「共通する絶対条件」です。
でも実際はどんな世界でも同じことだと思います。
簡単にやめてしまったり、
上手くいかなくなった時に這い上がれないようでは
プロの厳しい世界に残っていけないですから。
|「本当に好きなことをやりなさい」のわけ
挫折を這い上がるとか、
他の興味が出てくるなどは誰でもあることで
これを乗り越えるのは並みの事ではありません。
だから成功者の人が「本当に好きなことをやりなさい」と言うんでしょう。
そして大切なのが「本当に好き」の基準。
命懸けてるってくらいじゃなければダメ。
ここに「差」があるから、辞める人と諦めない人と分かれるんだと思いますが。
人がやるのでどうしても難しいのは
「心」「メンタル」のコントロールです。
結局「メンタル」かよって感じですが、
されど「メンタル」だと思います。
|まず徹底的に「好き」になる
お子さんがサッカーでも何でもいいと思いますが、
技術どうこうよりもまずは、
「とにかく大好き」「これなしでは生きていけない」
という風にさせてあげることが一番だと思います。
そのためのサポートをしてあげることだと思います。
余計な口出しはそのあとからでも遅くないというか、
そこからが響いていくと思うので。
そのさじ加減が親という立場的にも難しいんだと思いますけど。
そんなことを感じた日でした。
では!