ストリート系教育。主にサッカー関係。子どもふたり。

プロ選手が持っている「共通する絶対条件」

元Jリーガーのゴロウです。

 

 

最近小学生ではサッカースクールに通うことが当たり前になり、

サッカーを上達する為の環境はいくつも増えました。

 

サッカー選手を目指すような子はほとんど通うようになると、

みんな同じような土壌にいることになるので、

結局どこかでライバルと差を付けなければいけない環境は

依然として変わりません。

 

|プロサッカー選手への道

 

絶対的に技術だったり、体のフィジカル的要素はもちろん必要になりますが、

最終的に「プロ選手」になるということを考えましょう。

 

プロ選手」になるタイミングは簡単に言うと

・高校卒業の時点

・大学卒業の時点

社会人リーグでアマチュアをしてプレーをしてから

大きくはその三つになります。

 

ほとんどが高校卒業時点では難しいと思います。

そうすると大学卒業時点を狙うのです。

このときはJリーグも今は3部まであり、

高卒でJFLなどに入るよりは、

まず大学に行ってからJFLなどのリーグに入るという選択の仕方がより現実しょう。

 

そうなると枠がより広がり、

今ではJFLからJ1まで這い上がった選手も出てきています。

 

 

小学生11歳で考えると大卒までは11年あり、

中学生15歳で考えてもまだ7年あるという事。

つまり、意外と道のりは長いということです。

実はここまで考えられる人が意外に少ないんです。

 

 |地味で泥臭いけど…

 

はっきり言ってプロ選手になっていく人は

今「上手い人」ではなくて、

「これから上手くなれる人」だということ。

 

なぜなら道のりは意外に長くしかも思春期であるがゆえ、

途中でやめてしまったり、

ほかの事に気を取られて(遊び、女の子、別の興味など)失速する、

挫折から這い上がれないなど、

最後までいけないケースがほとんどです。

 

「諦めずに最後までやり抜く」

この地味で泥臭い戦法こそが

プロ選手が持っている「共通する絶対条件」です。

 

でも実際はどんな世界でも同じことだと思います。

簡単にやめてしまったり、

上手くいかなくなった時に這い上がれないようでは

プロの厳しい世界に残っていけないですから。

 

|「本当に好きなことをやりなさい」のわけ

 

挫折を這い上がるとか、

他の興味が出てくるなどは誰でもあることで

これを乗り越えるのは並みの事ではありません。

 

だから成功者の人が「本当に好きなことをやりなさい」と言うんでしょう。

そして大切なのが「本当に好き」の基準。

命懸けてるってくらいじゃなければダメ。

ここに「差」があるから、辞める人と諦めない人と分かれるんだと思いますが。

 

人がやるのでどうしても難しいのは

「心」「メンタル」のコントロールです。

結局「メンタル」かよって感じですが、

されど「メンタル」だと思います。

 

|まず徹底的に「好き」になる

 

お子さんがサッカーでも何でもいいと思いますが、

技術どうこうよりもまずは、

「とにかく大好き」「これなしでは生きていけない」

という風にさせてあげることが一番だと思います。

 

そのためのサポートをしてあげることだと思います。

余計な口出しはそのあとからでも遅くないというか、

そこからが響いていくと思うので。

 

そのさじ加減が親という立場的にも難しいんだと思いますけど。

そんなことを感じた日でした。

では!