子どもの指導。分けわかんない現象にならないための方法はたった一つ!
元Jリーガーのゴロウです。
子どもの指導って技術が要ります。
ちょっとしたことを気を付けるだけで、
分かりやすくなって
伝わりやすくなるんです。
勉強をしている人ほど、
おちいりやすい、
言い過ぎで分けわかんなくなってる現象。
一度のコーチングで2コ3コ言っちゃうと、
子どもは特にすぐ忘れちゃいますよ。
サッカーセンスは磨けるのか?
元Jリーガーのゴロウです。
サッカーセンスって磨けると思いますか?
センス=微妙な感覚 の事です。
これってその人が持っている天性のものだと思っていたんですが、
なんとか磨けないものかと考えてみました。
|細かいことに気づく、こだわる
センスのいい人は、細かいことにすぐに気づきます。
「あの場面でのボールタッチは難しい」
「よくステップ踏めたな」
「あのキックは親指を使っているんだ」
など細かいことに見ていて観点がいきます。
また細かいことに気づくため、
自らも細かいことにこだわり練習します。
例え周りから見ればできていると思うことでも、
本人はこだわっているので簡単には納得しません。
細かいことに敏感なのです。
|本物を観ている、知っている
センスのある人は一流の選手のプレーをたくさん観ています。
こだわるのは、本物かどうかです。
一流の選手のプレーの細かいところまで観ていると
身体全身で観ることになり、
自然とイメージができます。
イメージがなければプレーは幅が狭くなります。
イメージを持っていると自然と、
本能的にプレーの最中にイメージが湧いてきます。
湧き出てくるということが大切です。
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僕は本物は世界にあると思っています。
|正解にとらわれない
センスのあるプレーとは「あっ」と思わされるものです。
正解と言われるプレーをしているだけでは、
驚きや違いを感じません。
指定されたこと以外のプレーにチャレンジできる人が
センスを磨くといえます。
そこには「楽しんでいる」「意外性」があります。
意外性のあるプレーを楽しんでチャレンジできる人が
センスを身に付けていくということです。
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僕は意外にセンスは磨けるんじゃないかと思っていますよ!
みなさんはどうですかね。
まーこれ以外にもやり方はあるだろうし、
そもそも正解でも何でもないんで。笑
ではではー!
子どもをご褒美で釣っていいの?
元Jリーガーのゴロウです。
子どもを持つ親として、
日々子どもを指導する指導者として、
子どものモチベーションをコントロールする課題は付きまといます。
特に小さい子は気分で動かなくなったり、突然ママが恋しくなったり…可愛いですが。笑
小中学生くらいになると、
勉強をするように仕向けるのに苦労をしている方は多いんじゃないでしょうか。
そんな方にばっちりの情報ですよ!
先日友人にすごい本を紹介してもらい、衝撃を受けたのでそのいくつかを紹介していきますね!
「学力の経済学」
どうやら売れてる本だったみたいです。
知らなかった。
|そもそも経済学とは?
僕もなんとなく取っつきにくいイメージも勝手に持っていてよく分からなかったのですが、非常にわかりやすい説明がしてあります。
経済学とは、「人々が(ご褒美のような)インセンティブにどのように反応するか」を明らかにしようとする学問なのです。
読み終わるころには、学生の時に「経済学」を勉強したかったとさえ思い始めました。
|「目の前のにんじん」は戦略的?
実は、人間にはどうも目先の利益が大きく見えてしまう性質があり、それ故に、遠い将来の事なら冷静に考えて賢い選択が出ても、近い将来のことだと、たとえ小さくともすぐ得られる満足を大切にしてしまうのです。
どうやら「目の前のにんじん」は人間の本能的なものとも言えるみたいですね。
確かにダイエットと思ってビールを控えなきゃと思っても、
「明日から」と自分に言い聞かせてしまいます。笑
「目先の利益や満足をつい優先してしまう」ということは、裏を返せば「目の前にご褒美をぶら下げられると、今、勉強することの利益や満足が高まり、それを優先する」という事でもあります。実は、子どもにすぐに得られるご褒美を与える「目の前のにんじん」作戦は、この性質を逆に利用し、子どもを今勉強するように仕向け、勉強すること先送りさせないという戦略なのです。
|効果的なご褒美の上げ方とは?
「テストでよい点を取ればご褒美をあげます」
「本を一冊読んだらご褒美をあげます」
子どもの学力を上げる効果を持つのはどちらでしょうか。
この2種類の実験のうち、子どもたちの学力を上げる効果があったのはどちらでしょうか。
インプットにご褒美を与えると、子どもたちは本を読んだり、宿題をしたりするようになるでしょうが、必ずしも成績がよくなるとは限りません。
一方、アウトプットにご褒美を与えることは、より直接的に成績をよくすることを目標にしているのですから、直接的には、アウトプットにご褒美を与えるほうがうまくいきそうに思えます。
しかし、結果は逆でした。学力テストの結果がよくなったのは、インプットにご褒美を与えられた子どもたちだったのです。
ここから得られる重要な教訓は、ご褒美は、「テストの点数」などのアウトプットではなく、「本を読む」「宿題をする」などのインプットに対して与えるべきだということです。
引用は省きながら載せていますが、
これはある意味では昔から言われていることです。
「結果」より、それに向かう「過程」を大切にしなさいと。
でもこれを実験をもとにデータとしてだされると、
非常に説得力を持ちます。というか事実を示してあるわけですから。
僕は「目の前のにんじん」作戦はどちらかというと反対の立場でした。
でもこうして実証のデータとしてみると、使わない理由はありません。
ということで、
早速「目の前のにんじん」作戦を積極的に使っていくことにしました。
んー、やっぱり勉強は大切ですね!